発送予定:日本向けは9月下旬から10月上旬の出荷を予定しています。
ハイブリッドスポイルボードとは
ハイブリッドスポイルボードは、2種類のワーク保持方式を1つのプラットフォームに統合したものです。クランプ、バイス、治具を固定できるねじインサートのグリッドと、切削の最終パスを受け止めて機械ベッドを保護する交換式HDF(高密度繊維板)面を組み合わせています。
精密な位置決め固定と自由形状の貫通加工の両方に対応し、どちらか一方を選ぶ必要がありません。
アルミ製Tスロットテーブルは固定に優れる一方で面出し加工ができず、一般的なスポイルボードは再面出しが容易でも固定基準点を持ちません。PRONAXハイブリッドスポイルボードは、この2つの課題を同時に解決します。
製品概要
Genmitsu PRONAXハイブリッドスポイルボードは、PRONAX SparkおよびPRONAX Forge専用のボルトオン式プラットフォームキットです。機体の既存レールスロットを使用してPRONAXのY軸モジュールへ直接取り付けられるため、穴あけやフレーム加工は不要です。
前・後・中央のクロスバーを備えたアルミ押出材ベースフレームに、専用カットされたHDFパネルを上下のクランプストリップで固定する構造です。HDF面はスピンドルで再面出しでき、摩耗した場合は交換可能。搭載する機械に適した標準的なスポイルボード運用が行えます。
主な特長
- デュアル機能面:治具固定用のねじインサートグリッドと、貫通加工・面出し用の交換式HDFを一体化。
- ボルトオンで直接装着:PRONAXのY軸モジュールへ取り付けでき、フレーム加工は不要。
- 交換式HDFパネル:ベースフレームを動かさず、各パネルを個別に再面出し・交換可能。
- ケーブル管理機能:ドラッグチェーンブラケットとケーブル配線アンカーを付属。
- レベリングフット:ゴム付き4脚が、平坦でない作業台でもプラットフォームを安定保持。
- 機種別専用サイズ:Spark(6090)用とForge(8080)用を用意。相互交換はできません。
対応機種
| 機種 | PRONAX Spark | PRONAX Forge |
|---|---|---|
| 対応 | ✔️ | ✔️ |
| PRONAX以外の機種 | ❌ | ❌ |
各PRONAXプラットフォームのレール間隔とY軸モジュール形状に合わせて専用設計されています。他のCNC機には対応していません。
組み立て手順
付属の六角レンチ以外の工具は不要で、次の4ステップで取り付けできます。
- 中央クロスバーへレベリングフットとドラッグチェーンブラケットを取り付け、前・後・中央のレールを平らな面に配置します。
- M5×20ねじでHDFパネルをレール間へ仮留めします。この段階では少し緩めておきます。
- M4×10ねじでクランプストリップをHDFパネルへ仮留めします。
- M5×20ねじでY軸モジュールをプラットフォームフレームへ取り付け、全体を位置合わせしてから、順番にすべてのねじを締め付けます。